商品を仕入れてきて、
いざ納品しようと思ったら、
FBA納品先が別々に指定される事があります。
そうなると一つの箱にまとめて送ろうと思っていたものが、
別々の送り先に分けて送らなければいけなくなり送料も変わって来たりします。
そんな事が起こらないように申請をすればFBA納品先倉庫(FC)を固定する事が誰でも出来ます。
FBA納品先倉庫の固定について詳しくご紹介いたします。
もくじ
FBA納品先倉庫(FC)の固定について
納品先を固定できる倉庫は全部で10か所あります。
納品先は以下のように振り分けられています。
「小型・標準商品」・・・小田原FC、堺FC、鳥栖FC、市川FC、多治見FC
「大型商品」・・・川島FC、大東FC、鳥栖FC、八千代FC
「ファッション商品」・・・川崎FC
※画像にはありませんが、チョコレートを納品したい場合は申請時に「市川FC」に固定されます。
各納品先の住所
下記のようなFBA納品先倉庫(FC)に固定する事が出来ます。
名称 | 種別 | コード | 住所 |
Amazon 川越FC |
ファッション |
NRT5 | 〒350-1182 埼玉県川越市南台1-10-15 Amazon.co.jp NRT5 FBA 入庫係 |
Amazon 川島FC | 大型 | HND3 | 〒350-0195 埼玉県比企郡川島町かわじま2-1-1 2F Amazon.co.jp HND3 FBA 入庫係 |
Amazon 堺FC | 小型・標準 | KIX1 | 〒590-8589 大阪府堺市堺区築港八幡町138-7 Amazon.co.jp KIX1 FBA 入庫係 |
Amazon 大東FC | 大型 | KIX2 | 〒574-8531 大阪府大東市緑が丘2-1-1 Amazon.co.jp KIX2 FBA 入庫係 |
Amazon 鳥栖FC | 小型・標準 | HSG1 | 〒841-8505 佐賀県鳥栖市弥生が丘3-1-3 Amazon.co.jp HSG1 FBA 入庫係 |
Amazon 小田原FC | 小型・標準 | FSZ1 | 〒250-8560 神奈川県小田原市扇町4-5-1 Amazon.co.jp FSZ1 FBA 入庫係 |
Amazon 市川FC | 小型・標準 | NRT1 | 〒272-0193 千葉県市川市塩浜2-13-1 Amazon.co.jp NRT1 FBA 入庫係 |
Amazon 八千代FC | 大型 | NRT2 | 〒276-8525 千葉県八千代市上高野2036 Amazon.co.jp NRT2 FBA 入庫係 |
Amazon 多治見FC | 小型・標準 | NGO2 | 〒507-8585 岐阜県多治見市旭ヶ丘10-6 Amazon.co.jp NGO2 FBA 入庫係 |
FBA納品先倉庫の固定のメリット
FBA納品先倉庫を固定するメリットはいくつかあります。
利益にも直結する点もあるので検討してみると良いと思います。
- 近くの納品先倉庫に指定する事で送料が安くなる
- 納品作業が効率化される
- 納品作業が効率化される
近くの納品先倉庫に指定する事で送料が安くなる
これは単純に納品先倉庫が近くなることで送料が安くなります。
私も納品先を固定した事で送料が約20%くらい安くなりました。
これだけでも十分すぎるほどのメリットだと思います。
納品作業が効率化される
納品先がいくつかに分かれる事によって、
ダンボールが複数に分かれたりなど梱包作業に手間が掛かり作業効率が落ちます。
納品先を固定する事で、そういった手間が減り、作業効率がアップします。
運送会社に荷物を渡す際にも、「全部同じ配送場所です!」って一気に渡せるので、
運送会社とのやり取りも手間が減ります。
FBA納品先倉庫の固定のデメリット
- 納品先固定に手数料が掛かる(現在、無料中!)
- チョコレートを納品したい場合は納品が出来ない
- FBAマルチチャネルで無地の段ボールが使えない場合がある
納品先固定に手数料が掛かる(現在、無料中!)
納品先固定には手数料が掛かります。
ただ、ありがたい事に、現在は無料です!(2018年現在無料です。実質2年以上無料のままです。)
また、手数料開始する際には連絡の上で請求を開始するとのやり取りを頂いている為、
現状は完全無料でFBA納品先固定をする事が出来ます。
現在は無料ですが、いつ有料化されるかは分からないので、
一応、デメリットに入れてあります。
チョコレートを納品したい場合は納品が出来ない
Amazonでは10月~3月末までチョコレートの納品ができますが、
チョコレートが納品できるFBA倉庫は「市川FCのみ」となっております。
その為、FBA納品先倉庫の固定を「市川FC」に固定するつもりの方であれば問題ありませんが、
それ以外の方はチョコレートの納品ができなくなってしまいます。
この場合は、チョコレート納品を諦めるか、それとも納品先倉庫の固定を諦めるかの一択になります。
(私もこの問題に直面し、チョコレート納品を諦めてFBA納品先倉庫の固定を選びました。)
FBAマルチチャネルで無地の段ボールが使えない場合がある
FBAマルチチャネルを使っている方で、
無地のダンボールでの出荷申請をしている方は注意が必要です。
FBAマルチチャネルの無地ダンボールに対応しているFCは以下の5つのみになります。
小田原FC(神奈川 FSZ1)
多治見FC (愛知 NGO2)
川島FC(埼玉 HND3
大東FC(大阪 KIX2)
川越FC(埼玉 NRT5
無地の段ボールを使用しようとしていた方で、
上記以外のFBA納品先倉庫の固定をしてしまうと無地の段ボールが使えなくなってしまいます。
この場合もFBAで無地の段ボールを使うか、FBA納品先倉庫を固定するかのどちらか一択となります。
FBA納品先倉庫の固定の申し込みの前のポイント
申込みをする前にFBA納品先倉庫を決める上でのポイントがあります。
- 運送会社の料金表を確認して、一番安い送料の地域を確認する。
- その一番安い送料の地域にある倉庫を書き出す(小型・標準と大型で1つずつ)
- 書き出した倉庫があなたの条件に合っているか確認する
(チョコレート納品の有無、FBAマルチチャネルでの無地ダンボール使用の有無等) - AmazonにFBA納品先倉庫の固定の申し込みをする(FBA納品先固定のお申し込みはこちらから)
おすすめの納品先(一部の方限定)
一部の方限定にはなってしまいますが、
「鳥栖FC」が近くにある方や、
最安値の送料付近にある方は鳥栖FCがおすすめです。
なぜかと言いますと、
鳥栖FCだけがファッション以外の「小型・標準」と「大型」の両方が同時に納品できます。
納品先が同じになることで、
発送作業も楽になりますし、
送料も安くすることが出来ます。
多少の送料が僅差レベルなら鳥栖FCを検討してみるのも良いと思います。
【注意点】北海道に住んでいる方などは鳥栖FCはおすすめ出来ませんのでご注意ください。
まとめ
条件さえ合えば、
FBA納品先の固定はとてもメリットがあります。
実際にFBA納品先の固定をしていますが、
送料が大幅に安くなったり、余計な事を考えなくて良くなるなど作業効率も大幅にアップしました。
状況がマッチした方にはとてもおすすめなので、
FBA納品先固定を検討してみてください。
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